いやぁ、マジで忙しいんだよ。
TV見てるヒマがねぇ。メシ食ってるヒマもねぇ。
ケツ拭いてるヒマもねぇから、そのままトイレから出てきてるよ。
だから肛門の周りがカブれてカユイカユイ。ダイヤモンド☆カユイ。
元レッド・ウォリアーズのTARです。嘘です。


それにしても、マイケルってジャクソン5の頃からすげぇ歌上手いのな。
ここにきて、彼の人生を振り返るコーナーみてぇなのをやってるじゃん?
なんとなくの勝手なイメージで「マイケルと言えばダンス」だったけど、
子供の頃から手足が長いのは変わらないけど、歌はバツグンに上手いね。
そりゃあ、頭のイイ大人がパクって「フィンガー5」なんて作るわけだ。
まぁ、改めて、彼のエンターティナーとしてのキャリアにビックリした。
今まで「マイケル?別に興味のカケラもねぇ」って思ってたけど、
さっき、Amazonでジャクソン5のCD見てたら、すげぇ欲しくなった。
やべぇよ、モータウン・サウンド。やべぇよ、デトロイト。
オレの人生初の70~80'sソウルブームが到来しちゃうかも!


とは言え、いくらスーパースターでも、エキセントリック過ぎたよな。
伝え聞くネバーランドでの生活や、原型を残していない整形手術の数々。
彼の異常なまでの容姿へのコンプレックスは、父親への反抗って話だし。
だって、ジャクソン5が人気絶頂ん時、マイケルなんてまだチビッコだよ。
年長組のお兄ちゃんやマネージャーだった父親がファンと寝てるのを
ホテルの同じ部屋で見てたっつ~んだから、ちょっと寒気がするよな。
マイケルの父親は労働階級の出身だから、経済的に苦労したからって、
息子達をスターダムに押し上げるのに、相当必死だったみたいだね。
ちぅか、自分がラクしたいために、実の子供を商品に仕立て上げたんだな。
だから、息子達が学校から帰ってきたら歌とダンスのレッスン漬けの毎日。
レッスンをイヤがる子には暴力を振るってまで歌わせてたっつ~話だし。
そんな父親じゃ尊敬はできねぇわな。そりゃ遺産相続から外すっつの。
鏡を見る度に、自分の顔が父親に似ているのが我慢できなかったんだね。
だからこそ、自分のルーツでもある肌の色を捨てる決意もしたんでしょう。
まぁ、大富豪だからこそできたコトではあるんだろうけど、異常だよな。


そんなマイケルでも、子供達にとっては優しいお父さんだったんだね。
あの告別式での娘のスピーチは、娘を持つ父親として胸が痛かったもん。
娘が成人するまでは、そうそう簡単には死ねねぇな、と。死なないけど。
って、アンタ、そ~ゆ~時だけ娘を持つ父親のフリをすんのな。
アンタ、冒頭にナニ書いてる?「尻拭かずにダイヤモンド☆カユイ」だぜ?
まぁ、マイケルがゲームが好きで無邪気な子供っぽい面があったように
オレにだって、父親の顔とやんちゃなシャイボーイの顔があるってモンだ。
誰だって、そうだろう?じゃなきゃ、あんなカワイイ娘にいるってのに
自らの命を縮めるコトが分かってる強いクスリを常用なんてしないさ。
どんな人だって、光が当たってる面しかないワケじゃないんだよ。
特に、幼い頃から誰よりも強いスポットライトを浴びた人間は、
浴びる光が強ければ強いほど、光が当たっていない部分の闇が濃くなる。
その闇の濃さを、更なる光の強さへと昇華して、さらに輝く人もいれば、
その闇に飲まれて命を落とす人もいる。彼がそうだったとは言わないが。
ただ、彼の死因が単なる事故ではなく、起こるべくして起きたコトだと
ファンでもなんでもないオレが言ったトコロで、世界は廻り続けるけどね。


PS
マイケル・ジャクソンを「MJ」って標記するメディアがあるけど、
アレ、止めてくんねぇかなぁ。
我が家では「MJ」は「みうらじゅん」なんで。