37歳の子持ちが言うコトじゃねぇかも知れないんで、小声で言うけど
ポニョを歌ってた大橋のぞみ、なんだか妙にムカつく。TARです。


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最近のJ-POP界で最大の衝撃と言えば、コレを置いて他にないでしょ?
日産キューブのCMで流れた瞬間、本気ですげぇ鳥肌立ったよ、オレ。
多分、TV画面にクレジットされてたと思うけど、見過ごしちゃって
「えっ?誰が歌ってた?」って。ネットで見るまでHALCALIちゃんだと
思いもしなかった。で、そこでさらなるショック!リリース未定だと?
「ふざけんなっ!」って日産に電話しちゃったよ。いや、嘘。してない。
でも、オレの代わりにクレーマー軍団が電話したんだろうね。日産に。
しばらくしたら、ネット配信限定でリリースって情報が入ってきたもん。
でもオレ「音楽はCDで買う派」だから、今度こそオレが電話したよ。
「CDで売れよ!」って。ゴーンに。そしたら、泣きながら言ったね。
「TARサンガ、ソコマデ言ウナラCDニスルヨウ、私ガ言イイマス」
まぁ、ゴーンもイイ迷惑だよな。CDのリリースと全然関係ねぇのにな。


それにしても、HALCALIちゃんの「気だるいパーティ感」がすげぇイイ!
原曲が1994年リリースだから、オリジナルなんて聴いてないハズでしょ。
まぁ、スチャのBOSEがアルバムに曲提供とかしてるから、その流れで、
後追いで聴いたコトがあったかも知れないけど、この原曲が持ってる
バブル崩壊後の「妙なキラキラ感」を表現するのはムズかしかったハズ。
でも、そこはさすが、声張って歌ってるのに「脱力系」と言われちゃう
HALCALIちゃんですから、意識的な刹那感とか虚無感はお家芸だよな。
あれだけの名曲だから、オリジナルを知ってる人が歌っちゃったら
妙に萎縮したり、媚びたカンジになりそうだけど、そんなの一切ナシ。
オザケン+スチャが持ってた原曲の「あのカンジ」を壊すコトなく、
ちゃんとHALCALIの世界感も出してて、再構築してるトコがすげぇのよ。
実際には、この曲とHALCALIを結びつけた大人達がすげぇんだろうね。


あとね、Trackもすげぇイイのよ。あ、原曲がイイのは大前提での話ね。
川辺ヒロシが作ったんだろうけど、ガチで踊れるTrackになってんだよ。
こ~ゆ~Trackを作るイメージがなかったから、ちょっとビックリした。
元々、原曲のイメージが、そんなにダンサブルじゃないにも関わらず、
ギターサンプリングのリフが印象的なダンスロックチューンになってる。
使い方によってはフロアでも十分に対応可能な1曲になってんじゃねぇ?
ただ残念なのは、オザケンのパートをHALCALIが歌ってるだけなのよ。
ど~せなら、スチャがラップで歌った部分をBIKKEが新しく作り直して
乗せれば良かったのにと思う。そしたら21世紀の名盤になってたハズ。


それにしても、言っちゃ悪いけど、すげぇだせぇジャケだよな、コレ。
HALCALIちゃんの師匠に当たるRIP SLYMEも赤塚センセイにジャケを
お願いしてたけど、アッチ(下のヤツ)は全然カッコ良かったけどなぁ。
まぁ、ネット配信でこの曲買っちゃった人も、このダサジャケを含めて、
再度CDで買い直した方がイイよ。な~んでか?(なんでかフラメンコ)
それはね。あの名曲「Innocent Love」の2009年Ver.が入ってるから。
ただし、オレとしては、小泉今日子が2008年のAlbum「Nice Middle」で
カバーしたVer.の方が断然オススメなのは、また別の話なんですけどね。


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