気が付けば、師走。振り向けば、師走。時の流れに身をまかせ、師走。
早くなぁ~い?この前、夏だったじゃぁ~ん!もぉ冬ぅ~?早ぇ~!
って、坂道を転げ落ちるどころか、崖から真っ逆さまに落ちるようにして
中年になっていくんだろうな。あぁ。抱きしめて欲しい。TARです。


最近、CDを買いまクリステル。いや、クリスマス。←時期的に意識
なぜならば、中古CD屋という素晴らしいモノを再発見してしまったから。
就職してからは、学生時代のように、中古屋でCDを買うコトがなくなって、
すっかりぽっくり頭の中からDisc Unionの看板が消えていたのですが。
それが先日、仕事で神保町に行った際、黒地に赤字の看板を見かけて
ついフラフラと吸い込まれるように入っていってしまったのがキッカケ。
いやぁ。掘り出しモノがワンサ(Not白い犬)とあるのね、中古市場って。
もぉ、ウッハウハで探してたんだけど、生憎、手持ちのお金が少なくて、
泣く泣く諦めて、4日後に買いに行ったら、既に売れた後だった。
そこからだね。今買わないと一生買えないかもって強迫観念めいて、
ちょっと気になったら買う。ハズレかも知れなくても買う。一期一会。
そんなコトしてたら、当然のように買い過ぎるわなぁ。
11月だけでも20枚ぐれぇ買ったんじゃねぇかなぁ。新譜も中古も合わせて。
まぁ、買い方が買い方なだけに、それなりに保険は賭けてて、
オレが好きなItalian Jazzの中でも、特にハズレが少ないRabel3種類を
限定して買ってるから、基本的に「失敗したぁ」ってのはないかな。
逆に、何気なく買ったエロいジャケットのCDがすげぇアタリだったり。
当分は中古CD屋通いがやめられそうにありません。


それにしても、そんな話を同じ課の後輩にしたら、最近の若いヤツらって
CD買わないらしいね。音楽が生活必需品じゃないらしいんだよな。
まぁ、音楽は聴くってヤツでも、iTuneでダウンロードしちゃうとか
Amazonで買ってるとかで、CD屋なんて何年も行ってないってみんな言う。
お手軽で確実に買えるからイイんだけど、それってなんか味気ないよなぁ。
お店でウロウロしながら、目に付いたCDのジャケットをじっくり眺めて、
買おうかどうしようかって迷うのが楽しいと思うんだけどなぁ、オレ。
全然知らないArtistでも、ジャケを見て買っちゃうってコトもあるじゃん?
裏ジャケ見て、RabelやRemixerの名前を見て買うコトなんてザラだしね。
やっぱ実物のモノを見たり、店員のオススメPopを読んだりして買う方が
なんとなく「買った」っていう思い入れが強く残ると思うんだけど、どぉ?
これは本も同じ。ネット通販で買えるけど、店でペラペラ見ながら買う。
作家名を知らなくても、帯の推薦文や店員のPopで大体のイメージを掴む。
後は、もぉ自分のセンスしかねぇよな。面白そうと思えば買えばイイしね。


ちなみに、オレのオススメのItalian Jazz Rabelは以下の3種類です。
・Schema
・Irma
・Dejavu
って、オレが集めてるんだから、見つけても買わないでね。お願い♪
まだ他にもイイRabelはいっぱいありますから、自分好みの音を探すのも
Music Hunterの醍醐味です。是非、自分でCD屋に行ってみてください。
ネットによる情報過多の時代、あまり予備知識ばかりを頭に入れても
センスは磨かれません。自分のセンスを磨く上でも、自分の目で見て、
買って、聴いて、ハズレたら、それも勉強と割り切って、また次を買う。
ハズレと思ったCDでも、数年後に聴いたらイイと思うコトもあります。
CDラックの中でしばらく寝かしておくのも、お楽しみのひとつです。
数年後には、自分の好みも変わって、そのCDが良くなったりしますから。
まぁ、ここら辺はワインと同じなのかも。数を飲まないと分からないし、
寝かせておく楽しみもあるし。知識ばっかりじゃ面白くないってのも一緒。
自分の歳と供に変化を楽しむ。10代でMetal、20代でTechno、30代でJazz。
40代になってHipHopも全然アリでしょ?50代でMetalに戻ってもイイし。
60代になったらナニを聴いてるんだろ?J-Enka?って演歌でイイじゃん!
どちらにしても、CD屋に通うジィさんでありたいとは思うけどねん。


Wine is for your body.
Book is for your mind.
Music is for your life.